株式会社 吉田ふるさと村(島根県雲南市吉田) 【連載#58】
【今回の元気企業】
吉田ふるさと村
多々納 正義 (たたの まさよし)さん
【吉田ふるさと村HP】
〒690-2801
島根県雲南市吉田町吉田1047-2
TEL.0854-74-0500
FAX.0854-74-0501
あたたかいごはんと卵が絡み合わせ、
そこにお好みでしょうゆを加えて食べる。
そう、日本人はみんな大好き!たまごかけごはん!
今回はたまごかけご飯用の醤油「おたまはん」が
ブレイク中!
吉田ふるさと村にお話を聞いてきました。
(取材・文章 tm-21.com)
吉田ふるさと村
吉田ふるさと村の社屋
吉田ふるさと村がある奥出雲吉田は、中国山地の山間に位置している。緑が多く、澄んだ川のせせらぎと、鳥のさえずりを感じることが出来る、大自然に囲まれた場所に位置している。
吉田ふるさと村では、安心して召し上がっていただける食品づくりをモットーに、原料は地元農家と契約し、栽培された野菜やお米を使用し、食品添加物をいっさい加えない安全な食品加工を行っている。
あのたまごかけごはん用醤油の「おたまはん」も、そんな吉田ふるさと村の主力商品の1つである。
関西からのIターン
今回取材をさせてもらった多々納さんは関西出身、8年前にIターンしてきて以来、吉田町で暮らしている。
移住前は大手家電メーカーの半導体部品の設計を担当していたが、もともと山や自然が大好きだったので田舎への移住を決意!当然家族からは大反対にあったが、押し切り移住することに。昨年4月からは移住前から働きたいと考えていた吉田ふるさと村でお世話になる事になった。
現在は主に通販事業の管理・運営を主な業務として日々を送っている。大自然に囲まれてとても幸せなご様子。
たまごかけごはんシンポジウム
「日本たまごかけごはんシンポジウム」が、先日(10月28日、29日)開催された。
シンポジウムの様子
このシンポジウムは昨年から始まり、今回が二回目の開催となった。(主催した日本たまごかけごはん楽会は、第一回開催時に設立。)
なぜシンポジウムを開催することを考えたのか尋ねると、「合併にともない雲南の端になる吉田町から活気がなくなるのではないかと思い、何か自社で地域に貢献できないかと考えていました。そこで「たまごかけごはん」と言うキーワードで地域独自のイベントを開催することによって、地域の賑わいをつくり、同時に吉田町・雲南市を全国にPRしたいと思ったのです。」と多々納さんは言う。
吉田町にはおいしいお米、おいしい卵、そしてたまごかけごはん醤油!たまごかけごはんに必要なものがすべて吉田にそろっている。まさにうってつけのイベントである。
さらに、「たまごかけごはんは実は人によって食べ方が色々あるんです。そして人によってそれぞれ熱いこだわりがあるんですよ。ご飯に直接たまごをおとすか、別の器で溶いてからご飯にかけるか、でも半々に議論が分かれるんですよ。もちろんそれ以外の食べ方をする人も沢山いらっしゃいます。それこそ議論しだしたら、時間がいくらあっても足りないくらいです。これはテーマとして盛り上がると考えました。」と楽しそうに話す。
そんな多々納さんも何時間でも話をできそうな勢いだ。 今回のシンポジウムの様子は様々メディアで取り上げられている。また、個人を中心にブログなどでも多数取り上げられて、徐々にではあるが全国的な広がりを見せている。
今後の展開にも注目が集まる。
今後の展望
おたまはんとおとらはん
(おとらはんは味付けも関西風)
今後について多々納さんはこう語る
「昨年開催した第1回のシンポジウムで「日本たまごかけごはん楽会」を設立しました。今後、会員の皆様には、より楽しく魅力的な取り組みが展開できるよう事務局内で検討してゆきます。
会員同士がお互いに自由に意見交換や情報共有が出来る場を提供し、蓄積した情報を皆様にフィードバックできればと思っています。そして将来、会員が増えていくことによって独立運営が出来ればと考えています。
そして、楽会が大きく発展するにともなって、情報の集積地・発信源として吉田町や雲南市の認知度UPにつながると考えています。シンポジウムは吉田町をPRする、1つの手段! イベントや楽会活動を通して吉田町を知ってもらいたい。」
豊かな自然と豊かな食材に囲まれた吉田町を活気のある町にしたい!
日本たまごかけごはん楽会を発展させて雲南市吉田町を全国区の町にしたい!
多々納さんと吉田ふるさと村の夢はまだ始まったばかりだ。
会社profile
社名 |
株式会社吉田ふるさと村 |
代表者 |
藤原 俊男 |
住所 |
〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田1047-2 |
設立 |
昭和60年4月 |
資本金 |
6,000万円 |
事業内容 |
農産加工品の製造・販売 簡易水道の管理 市民バスの運行 くつろぎの掛け流しの宿「清嵐荘」の運営 |
URL |
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日本たまごかけごはん楽会
本楽会は、たまごかけごはんを通じて、従来の枠組みを超えて、「真剣に、楽しく」を モットーにあらゆるテーマを、広く大きく捉えていこうと考えています。 幅広い分野からのご参加をお待ち致しております。