「GoldenDawn26」オーナー 鈴木道代さん(鳥取県境港市)【#連載80】

「GoldenDawn26」オーナー・鈴木道代さん。様々な癒しの肩書きを持つ「人の心」のスペシャリスト。必見の催眠療法体験レポートあり!

(取材・文章  土山 博子)



【今回の元気人】 
GoldenDawn26
オーナー 鈴木道代さん
鳥取県境港市
TEL:090-1015-2398
メールアドレス:
i-lee-girl.m922k-eternitydocomo.ne.jp
メール送信の場合はを半角に変更して下さい。
GoldenDawn26HP:
http://goldendawn26.com/

 《ストレス社会》

《ストレス社会》という言葉をよく耳にする。
慌しい人間社会の中で、人は自分自身が気づかないうちに、自分の心を傷つけているのかもしれない。

そんな人の心を癒す一つの方法として、『催眠療法』がある。

山陰で活躍している癒しのスペシャリスト、

《GoldenDawn26》の鈴木道代さんにお会いし、
催眠療法を体験させていただいた。

 

 様々な経験をして、たどりついた仕事

鈴木さんのカウンセリングルーム《GoldenDawn26》はマンションの一室である。
そこは、友達の部屋に遊びに来たような、くつろげる、癒しの空間。
BGMはヒーリングミュージックと呼ばれるものだろうか。
時折、鳥のさえずりも聞こえてくる。

以前は広島に住んでいたという鈴木さん。
山陰に来ることになったきっかけは?という質問をすると、少し考え込んだ。

「・・・呼ばれた・・・という感じですかね」

何かに導かれるように境港に来て、山陰ではまだ珍しいヒプノセラピー(催眠療法)を始めた。

「大学では児童心理学を学び、幼稚園の先生や、医療関係・・・様々な仕事を経験して、この仕事にたどりついたんです」

私生活でもいろいろな出来事を経験し、鈴木さんは思った。
・・・人は誰でも、他人には言えないことを抱えて生活している。

「人にはなかなか言えないことを、言えるところがあればいいな・・・と思ったんです。
 誰かに話すだけでも楽になることがあります。
 催眠療法を・・・と来られる人が多いですが、話だけでも聞きますよ・・・という場所でありたいと思っています」

お店のパンフレットには、「国際催眠療法協会認定セラピスト」「ITTO(国際セラピー)認定セラピスト」「誕生数秘学カウンセラー」等、不思議で興味深い肩書きの数々が並ぶ。

「催眠療法は心理療法の一環。
 催眠療法だけではなく、人に応じて、他の心理療法も組み合わせながら、問題を解決していきます。
 思考の置き換えで、お酒を飲みすぎていた人が抑えられるようになったり・・・。
その人その人で必要としていることが違うので、お話を聞いて、おすすめしています」

不思議な催眠療法の世界

興味深い癒しの認定書が並ぶ

催眠療法の中にもいろいろある。
過去世へ行って前世を知ったり、未来に行って未来の自分に助言をもらったり。
守護神のエネルギーを感じたり、潜在意識に働きかけたり。
聞けば聞くほど不思議な世界。
鈴木さんの話の一つ一つにどんどんと引き込まれる。
でも、催眠というのは、いったいどういう感覚なのか?

「催眠は特別な状態ではありません。意識はある状態です。
 皆さん、テレビの催眠術などのイメージがあるようですが、意識がとんでしまったりはしません」

ますます不思議・・・。           
                                  
「感じ方は3タイプあります。視覚が優先の人はビジョンが見えます。夢を見ているような状態です。
 聴覚優先の人は聞こえます。感覚優先の人は身体で感じます。人それぞれ感じ方が違い、それは催眠を始めてからわかるんですが、意識はしっかりとあります」

頭で考えても、一向にわからない。
というわけで、実際に体験してみることにした。

 

少しドキドキしながら、体験レポート開始!

リラックスできるソファーベッド

今回は、誕生数秘学(BN占い)と催眠療法を体験することにした。

まずは、氏名・生年月日・悩み事などを用紙に記入する。
記入している間に、何やら電卓をたたき続ける鈴木さん。

悩み事欄には「これからの進路」と記入した。
今回は、今一番の悩みどころ、「自分自身のこれから」「仕事・家族に関するこれから」を相談することにする。

まずは数秘学。
生年月日の数字から、性格や人生の方向性がわかるという。
さきほど、鈴木さんが電卓をたたいていたのは、これを見てくれていたからなんですね。

「数秘で土山さんを見させてもらいましたが・・・。楽しいことが大好きでいらっしゃいますよね~」

その通りです(笑)
公の場で個人的な悩みを暴露するのもなんなので、詳しく書くことは遠慮させていただくが(笑)
鈴木さんの口から出てくる言葉に、終始うなずきっぱなし。
自分の性格、そしてパートナーの性格をピタリと言い当てられてしまった。
自分ではよくわかっているつもりでも、あらためて客観的に自分の性格を教えていただくことで、
整理できることがあると気づかされた。
結果をもとに、的確なアドバイスもいただく。


自分だけで悩んでいては結論がでないことでも、希望の光が見えてくるような気がする。
それにしても、誕生日だけでわかっちゃうんですね・・・。すごい・・・。

自分が幸せになっている未来へ・・・催眠を初体験!

いろいろな『癒し』の情報もあります

そして、いよいよ催眠療法。

迷っていることや悩み事に応じて、未来へ行くか、過去に行くか、守護霊に会うか、勧めていただく。
とにかく、これからの自分がどうなるのか・・・そこに興味がある私は、未来へ行くことに。

「未来は自分で変えることができますが、今から行く未来というのは、今のあなたの状態での未来です。
 未来と言っても、いろいろな未来(いい未来や悪い未来)があります。うちでは、いい未来に行っていただきます。そして、いいイメージを持って帰っていただきます。
 今迷っていることがあれば、未来のあなたはそれを解決しているので、未来のご自身に助言をもらってきてください」

《過去》は自分が経験してきたことなので、過去に行く・・・というのは何となく理解できるが、未来に行けてしまうというメカニズムは、とても不思議だ。

「大きな意味合いでいえば、未来も現在も過去もない時空。
 生活していく上で時間は必要ですが、人間の生活は時間にとらわれてしまうというマイナス面もあります。
 時間にとらわれなければ、同じ時空。だから行けるという考え方です」

なるほど。でも、やっぱり不思議である。

「未来にもいろいろあります。仕事で成功している未来、幸せになっている未来・・・。
 ・・・土山さんは、どんな未来に行きたいですか?」
「そうですねぇ・・・。自分もまわりも充実して生活することを目指しているので、幸せに楽しく暮らしているような、そんな感じの未来を・・・」
「幸せも人それぞれですよね。私生活はどうだろう?とか、仕事はどうだろう?とか、質問があれば、未来のご自身に聞いてみてください。ご自分が思うような幸せな未来に行かれると思いますが、私生活は良くても仕事はイマイチ・・・ってことも、もしかしたらあるかもしれません(笑)」
「了解です~(笑)」
「それでは、幸せな未来へご案内します・・・ではこちらへ」

ここで、とてもリラックスできそうな、ソファーベッドに移動。

「最初に催眠の説明をさせていただきますね。リラックスして聞いてくださいね」

ソファーはとても寝心地がいいのだが、やはり、初めての体験を目前に、ちょっと緊張・・・。

「催眠状態は特別な状態ではないです。今の状態と変わらないです。自分がわからなくなるような感じを想像しておられる方も多いですが・・・。中には、『服、脱いじゃいませんか!?』っていう方もいらっしゃいます(笑)大丈夫、脱がせませんから(笑)」

笑いを交えながらの説明に、緊張が少しほぐれる。

「本当に今の状態と変わらないので、『本当に私、催眠状態に入っているのかしら・・・』と思えるような感じです。一つのことに集中している状態が催眠状態だといわれています。
 例えば、子どもさんがテレビを見ている時、集中して見ていますよね。まわりの音は聞こえないけど、
 テレビの音は聞こえている。内容もわかっている。お手洗いに行きたくなったら、さっさと行く・・・。
 大人の方なら、仕事に集中していて、あ、もうこんな時間になってたんだ!と驚く。そういう状態です。」

なるほど。

「催眠の感じ方は、視覚・聴覚・感覚の3タイプあります。このうちのどれかはわかりません。
 だから必ずしも見えたり聞こえたりするとは限りません」

なるほど、なるほど。

「初めて催眠を受けられる方に関してですが、正直、催眠は難しいです。
 初めての方で、はっきり見えたり聞こえたりする方は二割か三割です。
 催眠は感覚なんですね。始めからうまくできる方と、そうではない方がいます。
 でも、子どもさんが自転車の練習をする時のように、経験すれば経験するほど上手になっていきます」

そうなんだ・・・。うまくかかるかなぁ・・・と、また少し緊張・・・。

「今回は未来に行きますが、どこの場所に行くのかはわからないです。
 未来のご自身に会った時に、何歳なのか、どこなのかがわかります。
 その時に、私がいろいろと質問します。わからなければ、わからない、と答えてくださいね。
 未来のご自身に質問してもらう時間をとりますので、その時は、心の中で何でも聞いてください」

催眠に関する説明を一通り聞き、いよいよ催眠の世界へ。

「最初はイメージのテストをさせてもらいます。この時イメージが全くできなければ、催眠はお断りさせてもらっています。少しでもイメージができれば、そのまま誘導させてもらいます」

いよいよだ。何となく身体の体勢を整えてみる。

「じゃあ、目を瞑ってくださいね~。お部屋はちょっと暗くさせていただきますね~」

シャーっと、カーテンが引かれる音を聞きながら、目を閉じた。

《ここから先の『催眠体験レポート』はコチラをご覧ください。》
→新しい画面が開きます》

 

いや、本当にすごいです・・・催眠の世界・・・。

「大丈夫ですか?」

催眠が解かれ、目を開けたときに視界に入った鈴木さんの笑顔・・・。何だかすごくホッとする。
と、同時に、笑いがこみ上げてきた。

いやぁ~、すごいですね、催眠・・・。

正直、映像などは見えず。
でも、なんとなくイメージはできて、なんだかわからないうちに、感情があふれてくる・・・。
本当に不思議な感覚だった。
どうも私は『感覚タイプ』だったようだ。
何度か経験しているうちに、視覚や聴覚でも感じられるようになってくるらしい。

その後約一時間半、不思議な感覚は続いた。
それは決して不快ではなく、何かに解放されたような、気持ちのいい感覚だった。

驚くべきはその後。
子どもが生まれてから夜起こされることが多くなり、それが癖になって、ここ何年も熟睡することができなかった私。
夜中に目が覚めると、いろいろなことを考えすぎて眠れなくなる・・・ということが多かった。
それが、この日を境に一変したのである。
熟睡ができるようになり、例え夜中に起きることがあっても、不安にさいなまれる事なく、また眠れる。

意識はあったのに、催眠にはしっかりかかっていたことに、改めて気づかされた。

ヒプノセラピー(催眠療法)で心の中をのぞいてみませんか?

「何かを受け取って帰っていただくと嬉しいです」

鈴木さんは穏やかな笑顔で言う。

「みなさんがすごく楽になるわけじゃないと思うんですよね。
 100個荷物を持って来られたら、その中の1つでいいので置いていってもらえると、私は嬉しいかな・・・と」

ストレス社会といわれる昨今だからこそ、鈴木さんのような人が必要とされるんですね・・・。

「いろんな方面からお客さんを癒すことができればそれがベストかな、と。
 まだまだいろいろなことを勉強していきたいと思っています」

自分を変えたい人、不安や緊張・悩みを抱えている人、癒されたい人・・・。
自分の心の中をのぞくことで、自分自身を変えることができたり、悩んでいたことがクリアーになったり
する。
慌しい人間社会、自分自身が気づかないうちに、心の中は傷ついているかもしれない。

人が自分を大事にしながら生きていくために、これからますます、鈴木さんのような人が必要とされるのだと感じた。
悩みを抱えている人はもちろん、自分を見つめなおしたい人は、ぜひ鈴木さんの癒しを体験して欲しい。
きっと今までとは違う自分を見つけられるはずだ。


鈴木さんのカウンセリングルーム
《GoldenDawn26》のホームページは
コチラ》》 http://goldendawn26.com/