スポーツトレーニングPLUS(松江市)代表 落合一晃さん【#連載91】
落合一晃(おちあい かずあき)さん
会社名 スポーツトレーニングPLUS
代表・健康運動指導士
松江市古志原7丁目10番34-2号
TEL 0852-60-0137 FAX 0852-60-0138
ホームページ
公式サイト スポーツトレーニングPLUS
健康運動指導士ってなあに?
先進国では、生活習慣病が最大の課題。 贅沢してるっていうことだろうが、脳卒中・心筋梗塞・動脈硬化といった、生活習慣病対策には「運動が一番」 皆さんよくご存ですね。
どんな運動したらいいの?強さは?時間は? よくわかりませんね。
人それぞれ、年齢・体力・生活環境 みんな違いますから、わからない人が多いのです。
そこで、健康運動指導士がアドバイスをしてくれる。
健康運動指導士は公的資格、医学や運動生理学の知識を持ち、人それぞれの症状・体力・生活環境に合わせた、安全で効果的な運動プログラムを作成し、指導してくれる能力と資格を持った人なのだ。
知ってましたか?
私は、初めて聞きました。 すみません、以上ネット検索の受け売りです。
実際にどんな活動をするかというと、40歳以上の方が健康診断で「メタボ」と診断されると、面接のお呼び出しがあります。
食事は管理栄養士、運動は健康運動指導士、生活習慣指導は保健師、チームでメタボ対策を作成してくれる。もちろん、実践は本人しだい。
ちゃんとやれる人、少ないようですよ。
厚生労働省では、医療費削減のため予防医学に力を入れている。
健康運動指導士は公的資格となっているということなのだ。
3歳からのキッズクラス 跳び箱
落合一晃さん
昭和45年4月20日生まれ、松江市出身の43歳。
さすがに、毎日鍛えているので、引き締まった体型、肌もつやつや、43歳には見えない。
昔から漠然とプロ野球選手をイメージしながら、体育・スポーツに関する仕事に就きたかった。
ふとしたきっかけで、スポーツクラブにアルバイトで入りこめることに成功。
いきなり渡されたのは、超ビキニのVパンツ!衝撃の始まりでした。
ウェイトトレーニングで、颯爽と指導できるかと思いきやそんな三角地帯のパンツでプールへと・・・
そんな22歳からこの業界へ・・・。
水泳はだれもいないプールで朝練習、夜は暗闇で泳ぎ、暇を見つければトレーニング、自己学習でした。
そして、育成指導に入り、ある時子供がトイレで吐いている姿を見た時
『これは違う、自分は何をしてるのか』
疑問に思い、現場を離れたいと思うようになった。
しかし、こういう環境でなくもっと子供に、楽しい指導をしたい、それには、準備・・・今、できることの準備。
健康運動指導士の資格修得のチャンスを伺った。
1回きりのチャンスを会社に頂いた。
そして、地元松江に帰り、スポーツクラブでは経験できない仕事の積み重ね、
39歳の時、22歳から思い描いた気持ち、今しかないと独立した。
周りの反応は?
99.9パーセント 無理って言われました。 食っていけないよ。
しかし「やりたい」「どうしても」 強い気持ちだった。
自分の体力を考えると、45歳が限界。
39歳は「ターゲットライン」だった。
いつやるの?・・・・・いまでしょう?
1年半後 「遠くに 小さな 光が 見えました」
3歳からのキッズクラス マット運動(前転、後転、ブリッジなど)
スポーツトレーニングPLUS
平成25年6月7日、松江市東朝日町に待望のトレーニングジムをオープンする。
遠くに光が見えてから約3年がたった。
現在、8人のスタッフと一緒に幅広く活動している。
- 個別運動指導(子供から大人までのパーソナル指導)
- 体育教室(3才からの幼児対象の運動教室)
- スタジオ教室( ヨガ・ティラピスなど)
- 出張講演指導(公民館や学校など)
遠くの小さな光は、なんだったの?
自分の目の前にいらっしゃるお客様(クライアント様)へ一生懸命指導を積み重ね、
そのお客様の後ろに縁が繋がった、
『どこまでできるのかやってごらん・・・』
そんな声が聞こえチャンスを頂いた。
県立高校2校、中学校1校、トレーニング指導。
そんな初日、あの育成時代の経験が脳裏をよぎった、苦しめるだけがトレーニングではない、楽しめ、そして意味を伝えよ、PNFトレーニング(神経系促通)体幹トレーニングなど工夫して伝えた。
インターハイ入賞の成果もあるが、結果がだせないこともあり悔しい。
運動だけでは、成果はでない、何が足りないのか・・体・心・気このバランスもなければ。
体・心・気をバランスよく保つためには、まずは体力をつけなければ始まらない。
なるほど、勉強になりました。
日々、指導をしながら自分のスキルアップを欠かさない落合さん。
迷いのない言葉、笑顔、なにしろつやつやの肌、気力・体力の充実とは、こういうことかと実感した。
これから、どこを目指しますか?
健康運動指導士として、個人で起業しているのは、島根県では他に類を見ない。
まだまだ、健康運動指導士の資格と活動への認知度は低い。
運動は、ただやればいいのではなく、体のメンテナンスのため、機能回復のためには「正しい運動」が必要なのだ。
「運動の個別指導」 を 広めていくことが、これからの目標です。
5歳から学べるクラス ジュニアプラス
最後に おしえて!!
今の子供達を、どのようにみているの?
「子供達は かわいそう」
子供達は、時間がなく、思うように体を動かせない。
体を動かす環境にも恵まれてはいない。
公園のほとんどは、ボール持込禁止。 校庭は、放課後使用禁止。
それに、ひとつのスポーツに偏りすぎている。
小さなうちは、色々なスポーツを体験することが大切ですね。
運動をするために大切なことは?
「ただしい運動を10分でいいんですよ」
ひざ・こし・かた みなさん痛みを訴えられます。
無理をすることはいけません。
機能回復のために、メンテナンスをする。
運動は、そのために行うと、気づくことが大切なのです。
体重管理は?
体重はその人のベスト体重があります。動きやすい体にする。その体重がベストなのですよ。
なんだか目からうろこのようなお話だった。
自分の体ときちんと向き合う。これが大切なのですね。
体・心・気力 バランスが大事。
いい勉強になりました。
勉強だけではいけませんね、ちゃんと実践しないとね。
指導中の落合一晃代表
今回掲載の元気企業データ
法人名 | スポーツトレーニングPLUS |
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所在地 |
●事務所 ●カラダメンテナンス研究所スポーツ整体 |
代表 | 落合 一晃(おちあい かずあき) |
創業 | 2009(平成21)年起業 2013(平成25)年6月7日 トレーニングジム開設 |
業務 | カラダ再生計画(スマートエイジング) |
連絡 | TEL 0852-60-0137 FAX 0852-60-0138 |
ホームページ |
スポーツトレーニングPLUS(公式サイト) スポーツトレーニングPLUS(街ラボ) |
2013年5月23日 tm21com取材